シンガポール当地での医療通訳 第4回 国立病院と民間病院の違い

シンガポールの医療は効率的で世界レベルのものと評価されることが多く、シンガポールの医療技術は進歩しており、医療従事者はその分野での地位を確立しています。

そのため、シンガポールの医療ツーリズムはASEAN地域の中でもトップクラスで、シンガポールの病院で治療を受けるためだけにシンガポールを訪れる外国人の姿もよく見られます。

シンガポールの医療は世界でもトップクラスであることが証明されており、そのことに疑いの余地はありません。
シンガポールの公立・私立病院に行っても、同じ水準の医療を受けることができますが、大きな違いは、医療費や待ち時間となります。

シンガポール国民もしくは永住権保持者である場合、メディセーブ(Medisave)といわれる年金を医療に使うことができます。
また、シンガポールの公立病院は一般的に政府からの補助金が出ていますので、当然、医療費は私立の病院の方が高くなります。

私立病院では、医療費をカバーする保険を持っていない場合は自費で支払い払わなければなりません。
手術、入院の場合、入院手続きの際にデポジット(保証金)を支払えない場合、医療サービスを受けることはできません。

シンガポールの病院は患者の治療効率が良いことで知られていますが、必ずしもそうとは限りません。
事故・救急(A&E)部門では、公立病院では患者数が多いため、数時間の待ち時間となることもあります。

その反面、私立病院では、原則として予約制になりますので、医師の緊急対応など特別なケースを除いて、原則として予約の時間より30分以上待たされることはありません。日本人の多くは、私立病院(日系クリニックやローカル専門医)で治療を受ける方が圧倒的に多くなっています。

診察時に日本人以外の専門医との英語による会話がよく理解できない、 自分の症状や意思をうまく伝えることができない、医師からの病状やお薬の説明内容をきちんと理解したい、などのお悩みや不安などがありましたら、シンガポールでの医療通訳の経験・実績の豊富なINFシンガポールの医療通訳サービスをぜひご検討・ご利用頂けたら幸いです。

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