シンガポール当地での医療通訳 第２回 医療費、保険について

シンガポールは、医療レベルが非常に高く、日本でも認可が下りていない様な治療を行うこともできる国であることは、多くのシンガポール在住の日本人の方も既にご存じかと思います。

その反面、日本とは異なり、日本の国民健康保険の様な制度は無く医療費は非常に高額です。
民間の病院で専門医の治療を受ける場合、診察費だけでも100SGD以上、精密検査を追加すれば1000SGD以上、手術を受ける場合であれば日本では数万円の簡単な手術でも10,000SGDを超えることも珍しくなく、複雑な外科治療であれば80,000SGD以上することもあります。

大きな事故に巻き込まれたり、病気にかかったりした際に、治療にかかる費用を心配をしないといけない場合、治療のオプションが極端に狭まることがあります。
自分自身の健康を第一に考えた治療を選べるように、医療保険には必ず加入しておくべきですね。

また、日本の海外旅行者保険（企業契約、クレジットカード付帯の海外旅行者保険など）をお持ちの場合は、契約内容にもよりますが、医療費、手術費、入院費に加え、医療通訳費もカバーされるケースがあります。
もし、ローカルの医師に医療サービスを受けることがあれば、お持ちの保険は通訳費用が適用範囲か、契約している保険会社に確認することをお勧めします。

診察時に日本人以外の専門医との英語による会話がよく理解できない、 自分の症状や意思をうまく伝えることができない、医師からの病状やお薬の説明内容をきちんと理解したい、などのお悩みや不安などがありましたら、シンガポールでの医療通訳の経験・実績の豊富な弊社の医療通訳サービスをぜひご検討・ご利用頂けたら幸いです。

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